上下巻は上巻から読むという常識についての話

小学生の上級生*1になった時に国語の教科書が上・下に分かれ始めた。

社会のルールを知らなかったので「上と下なら下から読むっしょ(下から上に登って行く感じ)」と下巻から読み始めて、「上級生の国語は急に難しいな!」と思ったのを覚えている。

「上下巻なら上から読む」と言うのは常識だが、自分の場合はかなり遅く知った方だと思う。

なぜこんなことを思い出したのかというと、ブックオフにて『パターン認識機械学習 上』が信じられないくらい安い値段で売られていたことに起因する。

Amazon.co.jp: パターン認識と機械学習 上 : C.M. ビショップ, 元田 浩, 栗田 多喜夫, 樋口 知之, 松本 裕治, 村田 昇: 本

「しかも今日は29日(ブックの日)のクーポンでさらに値引、こりゃ買うっきゃないね!」とテンションが上がったが、よく考えたら上巻か下巻かの片方は大学院生時代に買って持っていたはずである。 買ってない方は借りて読んだ。

もうどっちを買ったかなんて覚えてないよー!しかも自分なら下巻だけ買うとかフツーにするぞ。ああそういえば小学生の時には…、

という塩梅である。

結局買わずに帰って来た。上巻を持っていた。

*1:たしか五年生だったと思う