"The Manager's Path"を読んだ。と言っても過言ではないと思う。

読んだんだ。たぶん

オライリーから出版されている"The Manager’s Path: A Guide for Tech Leaders Navigating Growth and Change"という本を読んでみました。

The Manager's Path: A Guide for Tech Leaders Navigating Growth and Change

The Manager's Path: A Guide for Tech Leaders Navigating Growth and Change

IT業界でのマネージメントに関する本です。

読んだと言っても良いと思う

先に断っておくと、全部は読んでません。だって難しいんだもの下記の章はトピック的に自分にはまだ早いかな、と思ったのでガッツリスキップしました。

  • Chapter 6 Managing Multiple Teams
  • Chapter 7 Managing Managers
  • Chapter 8 The Big Leagues

どんな本?

IT業界でのマネージャー向けの本です。
使われている英語のレベルは、単語や内容はクリアなのですが、記述がウィットに富んでいるため、慣れていないと苦戦するかもしれません。
特にプログラミング関連の技術書のような文法バッチリな英語にしか触れていないと面くらうかもしれません。

あと、著者が女性だからかあるいは著者の個人的な経験からなのか、登場する匿名の人物(問題がある人含む)の代名詞に"she"が多めで「ほほう」と思いました。

どこが良かった?

前半の各章に書かれている"Good Manager, Bad Manager"セクションは参考になりました。
特に「Alpha Geek(エンジニアリング能力に非常に秀でた人)がマネージャになるとどのようなメリットデメリットがあるか」について書かれた3章のセクションは、納得のいく意見ばかりでした。

5章の"Challenging Situations: Team Cohesion Destroyers"というセクションでは、「チームの団結を乱す人に対して、マネージャーはどのように対処すべきか」という非常にスリリングなトピックに触れられており、参考になるものでした。

読んで良かった?

ウィットに富んだ言葉遣いで一考に値する意見が書かれている、翻訳を待たずに読む価値がある本だと思いました。